MIND MAP

STUDY 3
實踐大学(SHIH CHIEN UNIVERSITY、台湾)大学院の論文

研修にマインドマップを活用することにより、言語表現力、図形表現力、
および創造的応用力が顕著に高まる。

タイトル
マインドマップと創造的戦略立案を組み合わせた、ビジネスパーソン向け研修効果に関する研究
目的
マインドマップをベースにしたクリエイティブ思考・戦略研修の設計。また 14 時間に及ぶ研修後の学習体験と創造性の変化も調査した。
研究者
孫 易新、實踐大学(SHIH CHIEN UNIVERSITY、台湾)大学院、企業創新發展研究所
実施時期
2007 年 6 月
調査対象者数
ビジネスパーソン 76 名
調査方法
セクション 1 2
グループ 事前
テスト
実験 事後
テスト
実験 事後
テスト
実験群(グループ A)
(30 名)
Y1 X Y2    
対照群(グループ B)
(30 名)
Y3 Y Y4 X Y5

X(研修プログラム X):創造性の発揮を目的としたマインドマップの利用
Y(研修プログラム Y):創造的活動とケース・スタディ
Y1、Y3: 新創造テスト
Y2、Y4、Y5:トランスの創造的思考テスト (TTCT:Torrance Tests of Creative Thinking)
対象者の
グループ分け
実験群グループ A(38 名)は、研修プログラム X だけを受講。X はマインド・マッピングを活用する創造性研修プログラム。ブレーンストーミング、7R、SCAMPER、6 色ハット発想法を、マインドマップを使って実施。

残り 38 名はセクション 1 では、研修プログラム Y を受講。Y は(創造的活動、イメージ思考、創造的な戦略立案、ケース・スタディに重点)に参加した対照群グループ、セクション 2 ではプログラム X にも参加して実験群 B の役割を果たしている。
評価法
評価については、「新創造性テスト」「創造思考のトランス・テスト」「マインド・マッピング・研修プログラム質問状」など。データは T 検定(T-test)を実施して分析し、アンケートで得た情報については定性分析を行った。
結果
評価の結果を見ると、言葉の流暢さ、柔軟性、独創性については実験群グループ Aの方が対照群よりスコアが高いことが顕著である。この結果は、研修プログラム X の方が言葉の流暢さ、柔軟性、独創性への影響が大きいことを示している。
図形の精巧さについては、実験群グループ A の方が対照群よりスコアが高いことが顕著である。この結果は、ビジネスパーソンが精密に図表化する能力を高めるには、研修プログラム X の方が役立つことを示している。
実験群グループ B と A の間では、言葉の流暢さ、柔軟性、創造性に関するスコアに顕著な差はない。これは上記能力の向上については、両方の研修プログラムに参加した人とプログラム X だけに参加した人の間に差が生じていないことを示している。
実験群グループ B と A の間では、図形化の円滑さ、柔軟性、独創性に関するスコアに顕著な差はない。これは、上記能力の向上については、両方の研修プログラムに参加した人とプログラム X だけに参加した人の間で差が生じていないことを示している。ただし、図形の精巧さについては実験グループ A の方が高いスコアを記録している。
実験群グループに参加したビジネスパーソンの大半はプログラム X に良い反応を示した。マインドマップは非常に興味深く、仕事に役立ち、思考力と創造力を高めるのに効果的であるほか、幅広い視野に立った問題解決、複雑な状況の明確化、論理的な創造性の発揮にも有用であるなどとコメントしている。
本研究の結果に基づき、マインドマップ研修の導入を企業に提案し、今後も研究・調査を実施する。

言語的創造性に関する調査結果
言語的創造性に関する調査結果

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